横浜市消防局高度救助隊との合同訓練の実施

 9月3日と10日の両日、横浜市戸塚区の横浜市消防局消防訓練センターにおいて、スーパーレンジャーの隊員の方々とロープ降下及び建物内捜索訓練が行われました。まず、救助犬の服従訓練展示を行い、犬の服従性、社会性を理解して頂き、その後救助犬の告知方法、捜索中の救助犬の関わり方を実演しながら説明しました。

 ロープ降下についてはハンドラーは隊員の方に装備の安全確認をして頂き、また救助犬のハーネスに関してはハンドラーから隊員の方に説明をさせて頂き、その後、約3mと約10mの高さから風水害を想定し、孤立した施設へ対岸より降下をして隊員の方と一緒に建物内を捜索するという想定で行われました。

 2日間とも残暑厳しい中での訓練でしたが、部隊からの水分補給のお気遣いもあり、人、犬ともに体調崩すことなく良い訓練が出来ました。 昨年の熱海土石流災害は県外での災害でしたが、横浜消防の方々と現地で調整し連携して活動することが出来ました。日頃のこのような訓練でのコミュニケーションが活かされた大きな成果でした。今後も救助犬を活かす訓練、またそれぞれの隊員とコミュニケーションを深める訓練を重ねて行きたいと思います。


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