(RDTA)
                                                     救助犬訓練士協会
                                                     報告:大島 かおり

                  神奈川県警帯同訓練報告書(2011/1/24,25,27)  




24日(月)
チーム編成:捜索犬・・ 脇田(リキ)、高嶋(キュウ)
  確認犬・・ 村瀬(エロス)
現場投入方法:クレーンにて階上へ捜索犬を移動させる。

25日(火)
チーム編成:A・・脇田(リキ)、村瀬(エロス)
B・・高嶋(キュウ)、村山(ランディ)
※捜索、確認は入れ替えて行う
現場投入方法:隊員ともに検索しながら1階、2階それぞれの建物内へ。

27日(木)
チーム編成:A・・村瀬(エロス)、西尾(ロック)
B・・高嶋(キュウ)、脇田(リキ)、大谷(ブリス)
※捜索、確認は入れ替えて行う

現場投入方法:隊員ともに検索しながら1階、2階それぞれの建物内へ。



以下参加指導手報告文

■村瀬英博

 今回の訓練では、決められた時間の中ブラインド方式で行われた訓練に措き犬チームとしての反省点は、 2頭2名が1チームとしてそれぞれの部隊と帯同、捜索に当たったが部隊との伝達や連携、支持に対する 確認や的確な対応など改善点が若干目についたが、この訓練の目的でもあるので、それはこれからどう 改善して行けば良いのか県警察本部との検討部分となって行くが、犬チーム間での準備・伝達・対応な どの悪さが問題点で有る、ここは見逃してはいけない部分で、日頃の訓練の中にあまり取り入れられて いない事が問題で、犬を伴った場合と、それ以外の場所での訓練が必要になってくると思うが、基本は それぞれのハンドラーが日頃からその場面を想定して、防災士や救急員の資格試験で学んだ事を応用す ればよいので、全く未知の事では無くその為の勉強だった事を思い出してほしい。
 部隊員の指示の重要性と、それに従えるハンドラーの冷静な状況把握能力、そして最も大事な、犬の 自主捜索能力、ハンドラーは自分の犬に対し正しい評価をし、その能力を知っていないと自分も含めた 周囲の人たちを危険にさらしてしまう。
 救助犬について、一般の方々には違いが分かりにくいかもしれませんが、今回の様な ブラインド方式で未知の捜索現場に挑んだ場合、日頃の練習の様子や犬の持つ本質的な部分が現れて来る もので、今回の訓練を通してみる事で、今年の嘱託救助犬全体の能力判断と使い方の基本パターンが 出来ました。ハンドラーも使用基本パターンがひつようです。

■高嶋知尚

 今回の捜索場所は室内でした。一階部分につてはほとんどが暗室でした。やはり、室内ということもあり 臭気が溜まってしまい隠れている場所を特定するのにかなり時間が掛ってしまいました。ほとんどの パターンが隠れている反対側の壁に向かって告知していました。室内においての捜索はハンドラーの 判断力が非常に大切になってくるのだと感じました。 暗室の捜索についてはなかなか犬が自主的に入っていくことができませんでした。しかし、部屋の外で 臭気は取っているのでもっと犬が自信を持って暗い場所でも入っていけるように練習していきたいと 思います。
 二日目の県警の方達との練習で犬が反応したのですが、確認犬のハンドラーに情報を伝えるときに、 うまく伝えることができず、最終的に県警の方が別の部屋を開けてしまうという事態になってしまいま した。的確な情報を次のハンドラーに伝えなければいけないのと、周りの人たちや自分のチームの人と、 しっかり連携を取らなければいけないと今回の合同訓練で強く感じました。

■村山健太

 神奈川県警との合同訓練に参加させて頂きました。会場は1日警察署の建物という事で室内の練習が 出来、暗室やガレキも多く捜索会場としてはとてもやりごたえのある会場でした。 午前は個別練習を行い、午後は県警との合同訓練でした。県警の方は、救助犬と初めて作業する方も多くい た様で、自分もすこし戸惑う部分がありました。
 1回目の想定訓練で、自分の犬が確認犬として投入する前に前者から引き継ぐ際に、右から○番目の部屋 を左から○番目の部屋と勘違いする伝達ミスがありました。
いろいろな課題が見つかり、今後また同じような合同訓練が出来れば良いなと思いました。

■脇田美津枝

 1月24、25、27日の3日間、神奈川県警の方との合同訓練に参加してきました。港北警察署の 跡地で行われ、普段あまり出来ない室内での捜索をすることができました。
 午前中は別々に練習をし、午後は災害を想定した訓練でした。やってみて、45分という制限時間を与えら れるとあせって流されてしまう事もありました。捜索方法なども指示を与えられるまで待つばかりで、 自分の考えを発言することが出来ませんでした。
 どうしたら自分の犬が一番良い状態で捜索出来るのか考え、意見を言ったり、捜索中も自分の犬の 状態でどのような反応をしているかなど、説明しながら協力してやっていけるようになりたいです。 とても良い体験ができました。

■西尾静枝

 現場についてまず初めに機動隊の方々の機敏な動きと、大きな声に圧倒され、その場の雰囲気にの まれ、自分がどの場面で作業を開始するのか、どのように声をかけ作業をしてよいのかさえ判らなくなってし まいました。犬はまじめに作業をしてくれましたが、私の経験不足と緊張から思うように作業が進まず 反省の多い訓練でした。
 特に練習になったところは、真っ暗な部屋のさらに奥にいる被災者の発見訓練です。犬は最初の暗い 部屋までは行くのですか、その奥まですすんで捜査する経験がなかったため、とてもいい経験になりま した。このような時にこそ指導手側も冷静に、感覚や視野を広げ正確かつ迅速に対応しなければなら ない緊張感と責任感を学びました。
 現場の雰囲気を実感することが出来てとてもいい刺激になり、今回体験させて頂いた経験を今後の 練習に生かして行きたいと思います。

最後にいつも熱心に指導してくださるRDTAの皆様とこのような機会を与えて下さった警察の方々に 感謝しております。


        

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