2005  国際救助犬試験           

■ 2005. 5.20-22   第2回RDTA国際救助犬試験

  月日:平成17年5月20日〜22日
  場所:長野県諏訪郡富士見町富士見高原
  主催:特定非営利活動法人 救助犬訓練士協会
  会場提供/後援:長野県諏訪郡富士見町
           富士見高原保健地管理株式会社
  協力:株式会社大日向、株式会社住吉組
     八ヶ岳住宅工房、ペンション「セロウ」
     東京コミュニケーションアート専門学校
  審査員:シルパペリッカ(フィンランド)
           国際救助犬連盟公認審査員


 5月20日(金)から22日(日)の3日間、第2回RDTA国際救助犬試験が、新緑の美しい長野県 諏訪郡富士見町の富士見高原リゾートで開催されました。当協会の救助犬育成事業の根幹である国 際救助犬試験も新団体になってからは2回目、旧団体からは通算6回目となりました。ヨーロッパよ りジャッジを招き、国際レベルと同じレベルで審査をしてもらうことにより、高いレベルの内容の 救助犬を育成するという目的は、回を重ねるごとに達成感を強めて参りました。 今回の受験頭数は19頭。倒壊家屋や土砂災害などを想定した「瓦礫捜索部門(RH−T)」、ハイキングや山菜取りなどで行方不 明になった人々を捜索する「広域捜索部門(RH―FL)」の2部門に分かれ行いました。

   

 それぞれの部門でA段階(初級)、B段階(上級)と難易度の違う審査を行い、A段階合格犬3頭、B段階合格犬2頭、計5頭の合 格犬を出すことが出来ました。
B段階合格犬は6月末にフランスのLaGrandeMotte市で開催される第11回救助犬世界大会に日本 代表として送り出すことになりました。

                        ●●● 合格犬 ●●●

瓦礫捜索A段階  *ピュリナ フォン ハウスシホ(呼名:オリーブ)   シェパード メス  指導手:脇田美津枝
            *アル                            マリノア  メス   指導手:藤野亜矢
            *エイグレット オブ クルークハイト(呼名:ルビー)  シェパード メス   指導手:堤一美
瓦礫捜索B段階  *ニンフ フォン ハウスシホ(呼名:あたり)      シェパード メス  指導手:大島かおり
広域捜索B段階  *ノルマン フォン ハウスシホ(呼名:マユ)      シェパード オス  指導手:村瀬英博

救助犬は、犬だけの作業ではなく犬と人が一体になった作業です。今回の瓦礫捜索部門では特にこの部分が過去の試験よりも全 体的に高い評価を得られました。決められた時間内で犬をどれだけ効率的に作業させられるか、また指導手の先入観によって犬の 作業を妨げないか、これまでの試験の中で問題点として挙げられていた部分が受験される指導手の日々の努力と取り組みにより克 服できたことが、今回の成果に繋がったものと考えられます。一方、広域捜索部門においては、A段階の受験の犬がすべて不合格 と課題を多く残す結果となりました。開催地の長野県をみても山菜取りやハイキングの方々の捜索において、広域捜索犬の需要は 一層求められることが考えられ、当会の今後の大きな課題となりました。

そして恒例になりました「後方支援部隊の炊き出し」です。試験開催のときは「炊き出し訓練」として昼食をいろいろな方々にご協力いただいて 作ります。今回、調理器具は地元富士見町の自主防災で持っている備品をお借りし、富士見の方々に協力頂きました。新潟中越地震のときも2週 間ほど炊き出し行いましたが、やはり食生活をきちんと管理することは現場で救助犬活動を行なう上で非常に大事な要素です。よい救助犬を作出 することと同様に、後方支援部隊の充実も計ってゆきたいと考えております。

今試験では長野日報、信濃毎日新聞、富士見町役場広報課等より取材を受け、信濃毎日新聞 平成17年5月24日付けの新聞に掲載されました。         記事はこちら→

                              
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