2010  国際救助犬試験

■ 2010.11.26-28
  IRO公認第13回国際救助犬試験

  月日 平成22年11月26日(金)〜28日(日)
  場所 箱根町元箱根 (旧箱根小学校) 
                


■参加者
適正瓦礫(RH−E T)8名 
広域(RH−E FL) 2名 
瓦礫捜索A段階(RH−T A)17名 
瓦礫捜索B段階(RH−T B)23名
広域捜索B段階(RH−FL B)2名  総勢52名

■参加犬  52頭


  
 左より
 通訳:島津 芳明
 審査員:アルフォンス・フィーゼラー(IRO公認国際試験審査員 ドイツ)
      澤田 和裕   (IRO公認国際試験審査員 大阪)

            Hakone



◆ 第13回国際救助犬試験 ◆

 箱根町ご協力のもと第13回国際救助犬試験が開催され、国際救助犬連盟公認審査員であるアルフォンス.フィーゼラー氏、 と澤田 和裕氏の審査員を迎え、無事に試験を終えることができました。箱根町での試験も恒例となり ましたが、回を重ねるごとに試験の難易度が増し、ハンドラーと犬との高い資質を求められる試験内容 でした。
その中でA段階試験・瓦礫捜索ではRDTAから、3頭の合格犬、多団体から2頭の合格犬、 B段階試験・瓦礫捜索では1頭のみ合格となりました。当協会から3頭の新たな合格犬が出たことは、 大変すばらしいことと思います。




●●● 救助犬への歩み
                                   【RDTA 会員 織原 由紀美】

 RDTA主催、第13回国際救助犬試験に参加して、今回の試験は私にとって意議ある試験となり ましたこと、先に報告させて頂きます。ラブラドールリトリバーのデル号と無事に合格できました。 RDTAの皆様に大変感謝しております。

 私が救助犬のハンドラーを目指すきっかけは、10年以上も前のことになりますが、村瀬所長と 沼井訓練士が救助犬育成の意義を熱く語り、心打たれ自分も救助犬ハンドラーとしてやってみたく なりました。その後、機会あってハンガリーの世界大会へ同行させていただきました。見ると聞くとは 大きく異なり、世界で活躍する救助犬の作業の高さには驚きばかり、救助犬の素晴らしさにすぐれた 作業能力に感動し、更に魅了されました。ここから私の救助犬への長い道のりが始まりました。

 1頭目のジャーマンシェパード、2頭目のラブラドールリトリバー愛号に続き、現在3頭目の少々 はじけた男の子と悪戦苦闘中の現在です。それぞれの犬たちが私の良きパートナーであり、思い出に 残る犬たちです。中でも救助犬ハンドラーの勉強のためにと、村瀬所長より譲り受けた愛号との 出会いは、私にとりたくさんのことを教えてくれた犬でした。

 体が大きく穏やかなメス、名前のとおり愛らしい犬でした。ちょっと甘えたがり、まったり系のこの 子に救助犬ができるかな?と思いながらも練習していたものです。練習では捜せる愛も試験では毎回 不合格、何がいけないの?犬に何がたりないの?自問自答の試験でした。こんなに頑張っても結果が 出ない、何度もくじけそうでした。そんなある日、箱根でのチーム試験にダミー犬として捜索メンバー に入れてもらう機会がありました。RDTA救助犬チームのエリート犬に交じり、捜索ができるかな? と思いながらも、他の犬の作業の邪魔をしないように、気楽な気持ちで捜索させました。この時の愛は 試験での愛とはまるで別犬、自ら走り臭気を感じ、あっという間に3人発見足場の苦手な愛が自信に 満ち溢れた姿で走り、力強く吠え、年齢を感じさせない作業をしていました。愛の捜索する姿に涙が 出ていました。この時に私は愛から大きな答えをもらった気がしました。犬にプレッシャーを与え、 捜させようとしていた自分に、はっと気がついたのです。試験でダメなのは愛でなく、私自信でした。 愛に救助犬の能力を知らされ、感動と勇気をもらい、ハンドラーとしてもう一度挑戦したくなり、 デル号と練習を始めました。

 試験に臨んだのは、昨年の箱根でした。練度の浅い犬で一人捜せたことはこの犬と頑張ろうと思える 良い機会になり、ハンドラーとして色々なことを経験する試験でもありました。それから一年、今回の 試験で合格できたことはとても嬉しく思います。
振り返ると、私の救助犬ハンドラーとしての歩みは、第一回国際試験から始まり、合格までに長い長い 時間が経っていました、試験の度に、自分の不甲斐無さに後悔し、この試験でも失敗ばかり、それでも 合格できたことは皆さんに支えられ、励まされ、過去の犬から経験し学び得られた結果です。けっして、 自分一人で得た結果ではありません。
不器用な私にご指導をいただきました、村瀬理事長を始め、沼井訓練士、村山訓練士、たくさんの 訓練士さんから、お力添えを頂けたことに心より感謝申し上げます。 日頃より、救助犬育成に応援くださる皆さんに応えられるようデル号とは、まだまだチームとして 十分ではありませんが、更に良い作業ができるように上を目指し、ハンドラーとして成長できるように 精進していきます。


合格犬は以下の通りです。

■ 瓦礫捜索 A段階 (RH-T A)
席次 犬名 呼び名 性別 所有者 指導手 点数
1 KAISER OF MACHIDA FUJITA JP デル 織原 由紀美 織原 由紀美 268
2 ARCADIA JP HEAT UP ドーン 勝野 翠 勝野 翠 263
3 ST.LAB HAREM JP VIHARA 6 GIOVANNI ジョバンニ 渡部 憲一 渡部 暁子 232
4 MILVA VON YOKO SHONAN JP トーニ 金井 清志郎 金井 清志郎 230
5 MUSE ミューズ 松本 玲子 松本 玲子 226

■ 瓦礫捜索 B段階 (RH-T B)
席次 犬名 呼び名 性別 所有者 指導手 点数
1 YULE OF TIKILOVE HOUSE ゆうり 青木 智津子 豊田 桂子 234



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